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面接でやりがちな3つの失敗トークとその解決策

面接を待つ3名が座っている。手前に緊張している男性がいる

こんにちは!関西で職業紹介をして7年目、当コラム担当の中村です!
(職業紹介事業許可: 28-ユ-301075)

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押し売りって誰もが苦手ですよね

突然街で呼び止められて、何かの商品のアピールを延々とされたら嫌ですよね。家の玄関に張り付かれて一方的にずっと売り込みされ続けるのもツライです。(売り手の苦労に同情する気持ちもあります…)

面接でやってしまいがちな失敗トークは悲しいかな、この押し売りに少し似ています。普段はそんな押し付けのコミュニケーションを決してしない人が「誤解されたくない!」という焦りで「誤解されるトーク」をやってしまうのです。

合同会社LR代表 中村

もちろん、たくさん喋るのが好きでない場合や、営業・折衝の経験を積んでいて、この間違いをしにくい場合もあります。

それでも面接官のトークのテンポ次第などで、気がついたら…ということはありえる。そんな「面接でやりがちな3つの失敗トーク」を、解決策とともに紹介します。

長くしゃべりすぎる罠

1つ質問されるごとに、考えうる最大限をしゃべろうとしてしまうことがありえます。「端的に、印象深く」が回答のベストですが、焦って話し始めるとこの失敗に陥りがちです。

焦っていなくとも、聞かれていないことまで次々にしゃべり始めてしまうタイプのかたもいらっしゃいますが、以下の同じ解決策が当てはまります。

解決策

1.質問をされたら「ハイ」と一呼吸の間をおいて、丁寧に話し始めることを意識してみてください。

2.質問された内容にもよりますが、概ね30秒以内には一度、回答し終えるようにしてみてください。

3.まだ話したいなら「もう少し説明してもいいですか?」などを挟み、一度相手に任せるのがオススメです。

面接官は、たびたび長くしゃべり過ぎる求職者さんを「仕事そっちのけでおしゃべりする可能性がある」「他の同僚との連携がヘタかも」とマイナスにとらえます。押し売りになっていないか、常に意識が必要です。

面接官の沈黙で焦る罠

面接官は、あなたからの何かの回答を聞いて、相槌を打つのすら忘れ、黙って考え込むことがあります。するとつい、あなたは説明不足だったかな?と焦りを感じて聞かれていないのに追加でしゃべって』しまい、野暮・しゃべり過ぎになってしまうことがあります。

解決策

1.ぐっとこらえて相手の次の動きを待つ

2.すみません、分かりにくかったですよね?と聞いてみる

このどちらかをオススメします。まずはしっかり待ち、どうしても沈黙が長いと感じたら聞いてみる、というのが無難です。

質問の意図を誤解したまましゃべる罠

面接官も、本当に色々なタイプのかたがいらっしゃいます。私達が十人十色なのと一緒です。なので面接官からの質問が分かりやすいとは限りませんし、面接官が難しい質問をあえてする場合もあります。

合同会社LR代表 中村

そして面接で質問された側は「理解力を問われている?」という焦りと、「聞き直したら失礼かも」という無意識が働いて、あいまいな理解のまま回答をしてしまうことが意外とよく発生します。

面接官はすぐ回答されてしまうと、自分自身が分かりにくい質問をしたと感じにくいので、誤解しあったまま面接が終わることがありえます。さらには「質問を理解してくれない人の話をあまり聞かない」と面接官から思われるリスクもあります。

解決策(質問が分かりにくかった場合)

1.すみません、ご質問は○○ということですか?と確認する

2.回答しているうちに不安になった場合も、一度止まって質問の意図を確認する

あまりにも度々聞き直すのも相手を不快にさせてしまうリスクがあります。その場合は焦らず、ゆっくり丁寧な口調で「私の理解が追いつかず本当にすみません」と前置きしてから聞き直すなど、辛抱強いトークをオススメします。

最後に:○○がすべての原因

面接に同行する際、いつも心がけているのは「必ず緊張されると思いますので、深呼吸されるなどして、ぜひリラックスしてくださいね」とお声がけすることです。少しでも笑いや喜びを引き出そうともします。そうするとリラックスできるからです。

今回ご紹介した「3つの失敗」はどれも「緊張→焦り→失敗」という流れで生まれます。つまり、リラックスするだけでかなり防げるという共通点があるのです。

解決策:リラックスするための2つの心がけ

大事な応募先への面接であるならば、本番が始まれば必ず緊張しますので、リラックスし過ぎて困ることはありません。なのでリラックスを面接直前も、面接中も、何度でも心がけるべきです。

①深呼吸

リラックスには深呼吸がベストアンサーです。深呼吸のポイントは2つです。『ゆっくり』『深く』。シンプルですが奥が深いので、ぜひ試してみてください。ただし面接中に深呼吸して「あくび」はまずいので、面接官の目の前では次の方法をどうぞ。

②穏やか・明るい、を念じる

自分にできる中で『最大限に穏やかで、最大限に明るく』。これを念じ続ければ自然とリラックスできます。たとえば競技の世界でも笑顔になるとリラックスできて記録が伸びるのは有名です。面接では印象もアップしますので一石二鳥です。

合同会社LR代表 中村

余談:この①②、2つの方法は血液の状態を良くして、体中を元気にしてくれることも期待できます。面接に限らず、人生のあらゆるシーンにオススメです!(少し大げさですが。笑)

以上、面接を楽チンにするシリーズ第三回「面接でやりがちな3つの失敗トークとその解決策」でした。

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